洗濯に関して普段皆さんが感じているであろう『臭い』『黄ばみ』『ゴワつき』『シワ』。これら4つの悩みは洗濯につきものですよね!
そこで今回は、2020年2月18日の『この差って何』で放送された『間違いだらけの洗濯の差』にて紹介されていた
『臭い』『黄ばみ』『ゴワつき』『シワ』を取り除く正しい洗い方をご紹介したいと思います!
臭い・黄ばみを防ぐ洗い方
洗濯をしたのになぜか臭いが残っている、なんて経験ありますよね?
またずっと長く着ていて、黄ばみが取れない。でもそのTシャツは気に入っていて…なんとことありますよね?
特に、白色のTシャツなんかは1シーズンで黄ばんでしまうことなんてザラですよね。
そこで、まずご紹介するのは、臭い・黄ばみを防ぐ正しい洗い方について。
まずは臭いについて。
実は、臭い残りをなくすためには洗濯機に入れる時、洗濯物の向きが重要なんです!
その臭いが取れやすい向きというのが裏返し!というのも、人間から出る皮脂や汗汚れが臭いの原因になるためです。
ですので、裏返しにして、衣類と衣類がこすれることによってより臭いが取れやすくなるんです。
また、干す時もそのまま裏返しで干します。その方が早く乾くためです。
(※ただし!ワイシャツやコートは裏返しで干すと型崩れを起こしてしまうので表向きで干しましょう!)
ちなみに、番組ADである方の三日間履いた靴下の片方を表向き、もう片方を裏返し洗濯し同じ場所で乾燥させ、それぞれの臭いを臭気計で計測したところ、
洗う前の数値は392だったのですが、表向きに洗った方は288、裏返しに洗った方は277と
裏返しに洗った方がより臭いが取れていることがわかります!
これだけをみるとそんなに変わっていないように感じてしまいますが、日々重ねていくとそれが蓄積し臭い残りとなってしまうので、どんどん差が出てくるんです。
また、裏返しで洗うことで臭い意外に2つ良いことがあります!
1つ目は黄ばみの軽減
黄ばみというのは、やはり皮脂汚れが洗いきれずに繊維の中に残って、時間経過とともに酸化していったものなんです。それを裏返しで洗うことによって黄ばみが軽減できるのです。
2つ目は服が長持ち
服を裏返しで洗うということは、表側を守って洗うので、例えばセーターに毛玉ができにくかったり、あとはボタンやプリントが取れにくくなるので服を長く着れるというメリットがあります。
ですので、臭いや黄ばみが気になる方は、ぜひこれからは裏返しで洗濯してみてください!
ちなみに野球をやっていたりサッカーをやっていたりして外部からの汚れがすごくある場合など、汚れが気になる時は表向きで洗った方がもちろんいいです。
また、汚れが気になる方は洗濯をする前にプレウォッシュという前処理をすることで、よりよりキレイに洗うことができます!
この技は、クリーニング店でも実際にやられている方法なので是非お試しください!
《プレウォッシュのやり方》
洗剤と水を一対一に割ったものを
衣類にスプレーしておき、
洗濯ブラシで叩いて
10分ぐらい放置してから洗濯機で洗う。
ゴワつきを防ぐ洗い方
続いてはゴワつきに関する悩みについて!
お風呂上がりに「あれ?何か肌触りがゴワゴワする!柔軟剤入れたはずなんだけど…」なんて経験ありませんか?
実はコレ、そもそも使う洗濯機の種類に原因があるんです!なんと同じタオルを洗っても、『縦型』か『ドラム式』かで仕上がりに雲泥の差が!
では、ゴワつきにくい洗濯機はどちらか?というとそれは縦型なんです!
ではなぜドラム式洗濯機の方がゴワつきやすくなってしまうのでしょうか?それはドラム式の洗い方に理由があるんです。
ドラム式は少ない水で衣類を叩きつけて洗う洗濯機なので、叩いた際に繊維が倒れてしまって空気の層がなくなってしまい、それでゴワつきを感じてしまうんです。
しかし!ドラム式の場合でも乾燥機能を使えばフワフワに仕上がります!
ですが、中には電気代がもったいないと思い乾燥機能を使いたくない方もいますよね?
その場合は、
脱水が終わったタイミングでタオルをパサッパサッと干す前に20回程度振ることで、繊維を立たせることができゴワつきが緩和します!
また、タオルを洗うときに気をつけた方がいいことがあり、それはなんと柔軟剤を使わないということ!
柔軟剤を使うことにより吸水性が悪くなってしまうのです!
というのも柔軟剤は表面を油でコーティングしてしまうからなんです!
タオルだけではなく、肌着など水を吸う・汗を吸うものも同じです!
逆にセーターなどの衣類には、静電気を抑え花粉を付きにくくする効果があるので、柔軟剤を使うのがオススメです!
シワを防ぐ洗い方
最後は、シワに関する悩みについて!
洗濯物を取り込む時に「伸ばしてから干したのにシワシワ!アイロンがけ面倒くさい!」なんて経験ありますよね?
実は、シワになりやすいかどうかは脱水の仕方と洗濯ネットの使い方にポイントがあるんです!
《脱水の仕方》
シワのつきぐあいというのは脱水の時間の設定で変わってくるんです!
その見本がこちら↓
左のシワだらけのワイシャツは全自動のコースで洗ってしまったもの。この場合脱水に8〜10分ほどと長い時間脱水してしまい洗濯物がシワシワになってしまうんです。
一方のシワの無いワイシャツは脱水時間が1分!
なので、ワイシャツの脱水は1分とおぼえておきましょう!
また、他にシワを作りたくないようなものは、洋服自体に多少水気を残しておくことで、その水気が干した時に重さとなってシワが自然に伸びてくれるので、お試しください!
ちなみにこれはスチームアイロンと同じ原理を使っているんです。
《洗濯ネットの使い方》
また皆さん、洗濯ネットはよくお使いですよね?
しかし、実は間違った洗濯ネットの使い方をするとシワや傷みの原因になるんです!
では正し洗濯ネットの使い方はどういったものなのでしょうか?
それは…
①服を裏返す
②ピッタリサイズの洗濯ネットに入れる
たったこれだけです!
また万全を期す場合、少しでも隙間があると中で服が動き摩擦で生地が傷む可能性があるため、
結べる時は画像のように結んでもらい↓
もしくは、ヘアゴムでネットごと留めてしまうのがいいそうです!
まとめ
ということで今回は『この差って何』の『間違いだらけの洗濯の差』にて紹介されていた
『臭い』『黄ばみ』『ゴワつき』『シワ』を取り除く正しい洗い方についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
今まで『臭い』『黄ばみ』『ゴワつき』『シワ』で悩まされていた方々はぜひお試しあれ!
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