2020年4月現在までに単行本第57巻まで発売され累計6400万部突破している
週刊ヤングジャンプに連載中の中国史記の史実をもとに描かれている大人気漫画「キングダム」
NHKにて第2期まで放送されていたTVシリーズの続編となる待望のテレビアニメシリーズ“キングダムテレビアニメ3期”がいよいよ今年2020年4月5日深夜24:15~よりNHK総合にて放送開始が決定となりました!!
テレビシリーズ3期公開直前キングダム合従軍函谷関の戦い編にスポットライトをあてて、コミック版キングダムと中国春秋戦国時代の史実と照らせ合わせて合従軍函谷関の戦いを特集していきたいと思います。
今回はテレビアニメシリーズ・キングダム3期が4月5日深夜24:15より放送が開始されますが、
キングダムテレビシリーズ3期公開直前『合従軍函谷関の戦い』にスポットライトをあてて、
コミック版キングダムと中国春秋戦国時代の史実と照らせ合わせて合従軍函谷関の戦いを特集していきたいと思います。
テレビシリーズキングダム3期はいつから?放送日はいつ?
テレビアニメシリーズキングダム3期の第1回目放送の第1話(40話)放送は4月5日24:15~24:40です!
テレビアニメシリーズキングダム3期の放送は毎週日曜日の深夜24:15~24:40となっています!
テレビシリーズキングダム2期はどこまで話が進んだの!?おさらい
蒙恬の祖父である蒙驁により山陽一体の20もの城を攻め落とし、信が廉頗四天王の輪虎を倒して最終的には廉頗対蒙驁が戦い勝利したのちにその地域を“東郡”と命名して他国を攻める拠点とします。
テレビシリーズキングダム2期のラストにあたる“39話”【新たなる伝説】では、秦国の今後を大きく左右する丞相の任命式が行われました。
その任命式の直前に呂不韋が強引に大臣の最高職である“相国”についたので、
元々の職位右丞相の席が空いたための右丞相ともともとの空位であった左丞相の任命が行われました。
まず最初に右丞相の席に本命の昌平君が任命され、
次に左丞相の席に昌文君が任命されます。
これにより、王様である嬴政との権力争いを握るために呂不韋陣営は国事の左右を決定させるためには右丞相と左丞相の両方の位を手中に収める必要があり、左丞相の席に部下の李斯が任命されるのを期待していましたが
残念ながら選ばれることができずに
李斯は歯ぎしりして悔しがります。
それから数日後のある日、魏より占領した山陽付近の城で正式に千人将として任命された飛信隊“信”は新設飛信隊に向けて新任の挨拶代わりに激を飛ばします。
そしてその後蒙恬が王賁とともに信も誘い出して蒙恬は信に城に着く5日前に李牧と遭遇した時の話を聞こうとします。
信は山の中で趙国軍を見つけ、物陰から様子を伺っていると馬車の中からは李牧が出てきて密林の中に天幕を貼り誰かと話をしていたのです。
ですが趙国軍に見つかり捉えられますが、信は李牧にこんなところでまた悪巧みか?と問います。
李牧は同盟とは相手に手を出させないことだけではなく、同盟した先に何を見ているか?と答えます。
李牧は信と話がしたかったようで2人は話をしますがお互いが力試しをするような展開になり、李牧は自分に勝ったら悪巧みの内容を教えるとお互いは切り合います。
もちろん信もその場で李牧を切ろうとはしておらず、李牧は話を続け
重要なのは同盟自体ではなく目的と結果だと告げ、戦歴を重ねたあなた達でも戦争の恐ろしさはまだわかっていないと話ます。
そういったいきさつを信は2人に話した後
2人は趙国が楚国と同盟を結び、秦国へ襲いかかってくるのでは!?と予想しますが、
信は、いやもっとなにかでっかいことが起きそうな気がすると話ます。
以上がTVシリーズ2期の最終話である39話【新たなる伝説】でしたが、
この3人の話が今後秦国を大きく揺るがす事態に発展することはこの時3人はまだわかっていませんでした。
テレビシリーズキングダム3期公式予告PVの紹介
キングダム公式にテレビシリーズキングダム3期の予告PVがありましたので、こちらに紹介しておきます!
アニメの絵もテレビシリーズキングダム1期から2期目も絵がキレイになりましたが、今作のテレビシリーズキングダム3期もさらに絵がキレイになっているようです!
前作のテレビシリーズキングダム2期の頃と比べてあきらかに成長した飛信隊隊長の信ですね!
こころなしか顔もシャープになり男前が上がってきています(笑)
【キングダム】アニメ3期『函谷関の戦い・合従軍編』ネタバレ
※ここからはTVアニメシリーズ3期のネタバレを含みますのでご注意ください!
長年沈黙を保っていた南の強国“楚”が突如として沈黙を破り秦国へと進軍します!
楚に続き、“魏”“趙”“韓”“燕”“斉”の6カ国が同時に秦国への進軍を開始し始めます。
これこそが趙国の三大天のひとり“李牧”が中華統一を目論む秦国の野望を止めるべく秦国以外の6カ国における“合従軍”でした。
未曾有の危機に陥った秦国は“昌平君”を最高司令として、秦国の名だたる将軍達を集結させて全戦力を持って合従軍に立ち向かいます!
戦場となるのは『歴史上1度も抜かれたことがない王都を守る最後の砦“函谷関”』
この最後の砦が抜かれれば全てが終わりという危機の中、秦国の命運をかけた合従軍とのかつてない大戦争が始まります!
函谷関を取り囲む50万を超える大軍勢に対する秦国軍は、中央において蒙驁、桓騎らが井闌車を繰り出す魏国軍総大将“呉鳳明”に、韓国軍総大将“成恢”と相対します。
向かって右側では王賁の父である“王翦”が山での戦いを得意とする燕国軍総大将“オルド”と対峙します。
左の戦場では蒙恬の父である“蒙武”と王騎軍の副将であった“縢”の9万の軍勢が15万を率いる楚国軍総大将“汗明”と対峙して蒙武は楚の巨人汗明と真っ向から1対1で激突します!
当時汗明は中華一の強さを誇ると言われており、蒙武は“中華一”の称号をかけ個の力でそれに真っ向対抗します。
さらに左の戦場には“麃公軍”に配属となった飛信隊の姿があり、
信は秦国にただならぬ恨みを抱く趙国の将軍“万極”と激突します。
戦いの終盤にこの戦場で信は因縁の相手である龐煖と対峙し、麃公将軍もまた龐煖と壮絶な戦いを繰り広げます
秦国滅亡の瀬戸際で全ての武将達が全力で奮い立つ合従軍戦、大戦争の行方と秦国軍、飛信隊“信”の活躍はいかに!?
史実にもとずく函谷関の戦い・合従軍編
さて、史実にもとずいた合従軍の戦いですが
実は秦国に攻めようと春秋戦国時代に何度か行われる合従軍の戦いはこの函谷関の戦いが最後の合従軍となってしまいます。この戦い以降一気に秦国は中華統一の道をひた走ります。
今回紹介する春秋戦国時代末期に行われた秦国対5カ国という熾烈な戦いをポイントごとに見ていきたいと思います。
合従軍とは何か!?
簡単に説明すると当時強大な戦力を誇る秦国に対抗するために作られた6カ国による連合軍です。
1つの国として戦っては太刀打ちが出来ないという共通の敵を持つ国同士が手を取り合い戦うのが合従軍です。
今回のキングダムにおける合従軍・函谷関の戦い以前にも春秋戦国時代には起こっており、その時は斉・燕・楚・韓・魏・趙の6カ国による合従軍がおこなわれてその強大さは秦国を函谷関より西に15年ほど封じ込めるほどでしたが、それでも秦国は滅びませんでした。
合従軍・函谷関の戦いはなぜ起こったの!?
史記によると紀元前242年の蒙驁の魏侵攻がきっかけとなったようです。
キングダムの作中にもあるように蒙恬の祖父である蒙驁が山陽一帯の20以上の城を攻めて占領し、その地を“東郡”とし収め始めたことで他の国々が危機感を感じ始めたのがきっかけだったようです。
この東郡は地理的に中華の中心にあるといえたようで、燕以外の国にはたやすく進行可能な位置にあったと言われています。
そしてその状況に楚の考烈王が先導し合従軍をまとめたそうですが、王様であった考烈王は戦場に赴くことは出来なかったために宰相の春申君が代わりを努めたと記してあります。
実際に記録にのこっている合従軍・函谷関の戦いはどんななの!?
実はこの戦いの記録は史記にも記録が少なかったようで、始皇本記にのこっている記事には
『韓・魏・趙・衛・楚の諸国が合同して秦をうち寿陵を取った』
『秦が出兵すると、5国の兵が退いた』とあるのみのようです。
注)衛は誤字で正しくは燕であったという説があるそうです。
他には史記に、『龐煖が趙・楚・魏・燕の4カ国の精鋭を率いて秦を攻め蕞の城を囲んだが攻め落とせなかった』と記録されています。
と、こんな具合にしか記録されていないのでキングダム作中においてはそうとうに脚色がしやすかったのではないでしょうか!?
合従軍・函谷関の戦いで活躍した武将は誰!?
記録が少ない中で、2人ほど名前があがっているようで、1人目は楚王の代わりに指揮したと
されていた春申君で、もう1人は趙国の猛将龐煖です。
あいにくキングダムでは李牧が中心となって秦国を攻めていますが、実は史実で李牧の活躍は描かれていないようであくまでもキングダム作中での脚色のようですが
今後の展開はあたかも史実道りのような脚色でとても面白い展開となっていきます!
それでは今回もご視聴ありがとうございました!
今後毎週テレビシリーズキングダム3期の感想解説・翌週のネタバレも更新していこうと思いますので、楽しみにお待ち下さい!
テレビシリーズとは別にコミック版キングダム最新話ネタバレ・画バレ+考察の記事も毎週更新していますのでこちらも是非ご覧ください!!
次週4月9日発売のヤングジャンプではキングダム638話が最新話になりますので、
↑こんな感じで検索して頂ければ見つけやすいと思います!
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